織ネームは副資材というより伝統工芸品に近い作り方をしております。
<縦糸づぎ>
織機に縦糸をセットします。
一般的な織機で約6000本を専用の機械を使って1本1本繋いでいきます。
以前は人の手で繋いでいました。
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<型作成>
型作成専門の職人がデザインに合わせてどのように織れば出来上がるか、織り込まれる糸一本単位で設計図を作ります。 現在はシステム化されデジタル原稿であれば、わりに早くできるようになりましたが色が重なる所は経験がいります。
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<糸の調達>
色糸は数百種あり、又太さも4種類(50D,75D,100D,150D)あります。
指定の糸が在庫に無い場合は糸メーカーからの取り寄せとなります。
この在庫が、金額的にも場所も大変です。
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<横糸の管巻き>
シャトル(杼)の中に入れる横糸を巻きます。
2色デザインのネームですと、織機1台に90個必要です。
本生産中も1日に3.4回交換が必要でその毎に90個作ります。 レピア織機の場合は、このような手間はいりませんが別のデメリットがあります。
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<試し織り>
型がデザインと違いがないか確認(織機も個体差の癖が違います。)
※修正が必要な場合は、再度 型の修正作業を致します。
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<サンプルや本生産>
1台の織機では基本1種の織り方や織幅しか出来ない為、
生産の量やタイミングによって納期も変わります。
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<加工(樹脂加工等)>
織上りのネームは波打っており、樹脂や熱できれいに
仕上げ加工を行います。
<検品 巻き作業>カット加工に回す為ロール作業や、板巻き納めなど巻き作業。
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<カット加工>
1枚ずつエンドホールドやセンターホールド加工をします。
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<検品・出荷>
このように織ネームは多くの専門家の手により、多くの工程を経て出来上がっております。